猫は飼い主に親心を持っている!?
信じがたい話ですが、実は猫って時々、「母猫モード」を発動するんです。
よく見る身近な猫の行動の裏にも、飼い主を守ろうとする親心が隠れていたりしますよ。
それはいったい、どのような行動なのでしょうか?
飼い主を守ろうとする猫のしぐさ
①とにかく観察する
母猫は、子猫の行動をよく観察します。
何をして遊んでいるのか、危険なものを口に入れていないか、など、常に目を光らせているのです。
それと同じように、飼い主の行動もよく見張っています。
あちこち動き回る子猫を監視する親猫のように、勝手にどこかへ行かないよう、常に動きを見張っているのでしょう。
何やら視線を感じると思って振り返ったら、猫とよく目が合う、ということはありませんか?
それは、猫が飼い主を目で追っているからです。
②移動すると追ってくる
飼い主が移動しようとすると、今度は尾行が始まります。
危ないことをしないか、気になって仕方がないのでしょうね。
常に一緒にいれば、万が一何かあったとしてもすぐに守ることができるため、後ろをくっつき回ろうとするのです。
③獲物を持ってくる
猫は本来、狩りをして食料を獲っており、母猫は生きている虫や小動物を狩って子猫に分け与えています。
ですので、飼い主の目の前に獲物を持ってくるのは、まだまだ未熟で狩りができない飼い主のために、お世話をしてくれているのです。
家の中にいる猫の場合は、おもちゃを持ってきたりしますね。
いきなり獲物を目の前に出されるとビックリしてしまいますが、そのまま処分してしまうと猫の気持ちを傷つけることになってしまいます。
その場ではありがたく頂いておき、猫の気がそれた隙に対処しましょう。
④お尻を向ける
猫がお尻を向けてくるのは、少々失礼な気もしてしまいますよね。
ですが実はこれも、子を守るために頑張る母の姿勢の一つです。
猫は、天敵や不測の事態に備え、いつでも飼い主を危険から守れるよう、背を向けて周りを警戒しています。
見てください!
この頼りがいのあるバットマンのような後ろ姿👆を!笑
⑤ニャルソック
ニャルソックとは、その名の通り、猫が自宅の警備をしてくれています。
窓の外を眺めて、敵やよそ者が家に近づいてこないか、家の外で何かトラブルが起こっていないか、見張ってくれていますよ。
⑥出かけるのを引き止める
出かけようとすると、猫がニャーニャーと引き止めようとしてくる…
もしかして寂しいのかな?と思いきや、これは
「外の世界は危険!」と、危険がたくさんある外へ行かせないようにしています。
猫は本能的に、外が危険だと分かっているのです。
⑦知らない人や動物を威嚇する
猫にとって家の中は、自分と家族だけのなわばりです。
そこに侵入してきた知らない人や動物に対して、「全員敵だ!」とばかりに必死に威嚇することはありませんか?
これは、私たちから危険を遠ざけようとしてくれていますよ。
実は…猫は飼い主を「大きな猫」だと思っている!?
そもそも猫は、飼い主のことを別の生き物ではなく、同族の「大きな猫」として認識している可能性があるようです。
ですから、猫は人間を、自分よりドンくさくて目が離せない、大きな子供のように感じているのでしょう。
そして、私たちを守ろうとするしぐさを見せてくれるのです。
猫が「母猫モード」を発動したときは、頼もしい存在に身を預けてみてはいかがでしょうか。
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