我が家ではベランダをDIYしてキャティオ代わりにしています。
今回は、猫たちの気分転換に、室内飼いの猫でも外に出て遊ぶことのできるキャティオについて解説します。
キャティオって?
「キャティオ」とはキャットとパティオ(中庭・裏庭)を組み合わせた言葉です。
昔は飼い猫でも外を自由に行き来させている家庭が少なくなかったのですが、現代では完全室内飼いが基本となっています。
それは愛猫を感染症などの病気や、交通事故などのケガから守り、猫と人間の暮らしを守るためです。
しかし、猫にとって外の空気が吸えないことや屋外環境との接触が全くないことは、少しかわいそうと感じる方も少なくありません。
それにストレスによる病気は、外猫より家猫の方が多いのだとか。
そこで「キャティオ」という、安全な家の中で外の空気を吸える場所を作る発想が生まれました。
キャティオの形
①ベランダ型
住宅にあるベランダやバルコニーをキャティオにする方法です。
すでにベランダのあるおうちはキャティオを作りやすそうですね。
我が家のベランダにも脱走できないようにフェンスをつけ、防鳥ネットを張ってなんちゃってキャティオをDIYしました。
ちなみに防鳥ネットは猫が破ってしまう可能性もあるため、我が家では人間が見ているときしか外に出していません。
本当なら、目を離しても大丈夫なように金網で囲った方が良いです。
②窓下型
窓に隣接するようにして屋外空間に作ります。
お庭のある一戸建てなら作れるかもしれません。
③独立型
住宅に隣接するのではなく、敷地内に独立した形で小屋を建てます。
野良猫を保護するときはこのような形で作ると良さそうですね。
ただし広めのお庭が必要です。
キャティオの注意点
虫
屋外に出すということは、ダニやノミが付いてしまう可能性がないとは言えません。
そして蚊はフィラリアに感染する恐れがあります。
猫での感染率は低いとはいえ、心配であれば目の細かい網目の囲いをする必要があります。
まあ、それを言うなら蚊は家の中にも入ってきますが…
気温や紫外線
キャティオは屋外なので夏には気温がかなり高くなります。
さらに直射日光が当たれば大変な暑さになります。
そして冬はかなり凍えますので、暑さや寒さに弱い猫にとって、キャティオを使用できる時間帯や時季は限られます。
まとめ
外飼いの猫だけでなく、生まれたときから室内飼いの猫も外を眺めるのを好みます。
これは外に出たがっているというよりは、自分のなわばりに侵入する敵がいないか見守っているだけだとか。
昔は外で狩りをしていた猫も、現代では飼い主にニャーニャーおねだりするのが狩りなので、猫にとっては飼い主のいる家にいるのが幸せなのですね。
・・・といっている矢先に我が家の猫が脱走を試み始めました!
脱走を試みる猫の動画はこちら👇からご覧ください(^^♪
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