猫の寿命を縮めてしまう行動とは、一体どんな行動なのか、さっそくチェックしてみましょう!
猫の寿命を縮めてしまう飼い主のNG行動
①フードが適切でない
猫のフードは、年齢に合ったものをあげていますか?
猫は、年齢や体重によって必要な栄養素の量やバランス、また必要なカロリーが異なります。
幼猫期・成猫期・老猫期などの成長段階に合わせ、それぞれの猫に合ったフードを与えることが大切です。
そして、猫に人間の食べ物はあげていませんか?
猫は完全肉食動物で、野菜や果物は食べる必要がないどころか、ものによっては悪影響が出ることがあります。
それに人間用に味付けされたものは、猫にとっては塩分や糖分・脂肪分が多すぎて内臓の疾患や肥満の原因になります。
猫には猫専用の食品を適切な量だけあげるようにするのが、猫に長生きしてもらうコツですね。
②病院に連れて行かない
猫にとって、病院に行くことはストレスになりますので、「なるべくなら連れて行きたくない」と思う飼い主さんも多いかもしれませんが、病気を放置してしまうと治せる病気も治らなくなったり、病状がさらに悪化したりすることもあります。
また、病気は早期に発見し、治療することが大切です。
特に猫は、具合が悪いことを隠したがる傾向がありますので、気づいたときにはかなり進行していることも…
そのため、健康診断や予防接種もとても重要なのです。
③避妊去勢手術をしない
子孫を残す目的がないのであれば、避妊・去勢手術はしておいた方がよいでしょう。
手術をしておくと、精巣がんや子宮がんのような生殖器官の病気のリスクが減り、ホルモンに関連する病気も防ぐことができます。
さらに猫の発情期にかかるストレスもなくすことができるため、寿命を延ばすために大事なことと言えますね。
④ストレスの多い環境にする
猫に限りませんが、ストレスが溜まると早死にする危険性が高まります。
そもそも、猫はストレスを感じやすい動物で、環境の変化や大きな音といった、落ち着いて生活できない状況はとても苦手なことです。
引っ越しや頻繁な模様替え、大きな音や声を出す、必要以上にスキンシップをする…
といったことはできるだけ控え、猫にストレスがかからない環境づくりを心がけたいですね。
⑤外飼いにする
外に出る猫は、完全室内飼いの猫より平均寿命が短いことが分かっています。
なぜ外に出ると長生きできないのでしょうか?
それは、外へ行く習慣があると、ノミ・ダニなどの寄生虫や、他の猫との接触による感染症のリスクに加え、事故に遭ったり他の動物とのケンカでケガをしたりと、家の中より危険なことがたくさんあるからです。
なるべく室内で飼い、寿命を全うさせてあげたいですよね。
⑥喫煙する
猫は、受動喫煙により悪性リンパ腫にかかりやすくなります。
問題は受動喫煙だけでなく、猫と別の場所でタバコを吸っていたとしても、タバコの煙の成分が、衣服や壁、カーテンやカーペットに付着することです。
例えば、その有害物質を猫が舐めてしまったり、有害物質がついた服で猫を抱っこしたりすることで、猫が吸い込んで体内にとり込んでしまうのです。
これらのことを考えると、猫のためには禁煙するのがベストですね。
⑦アロマオイルをたく
猫にとってはアロマオイルも有害な場合があります。
アロマオイルは、ニオイが強いだけでなく、強い毒性があるものも知られており、猫に対する安全性は
まだまだ分かっていません。
猫のいる家でアロマオイルは使わない方が良いですね。
⑧遊ばせてあげない
室内飼いの猫は、遊ぶスペースがなかったり、遊び道具がなかったりなどの理由で、満足いく遊びができないことがあります。
その場合は、飼い主さんにきちんと遊んでもらえていれば良いのですが、遊んでいない猫は、運動不足になりがちです。
運動量が減ると、肥満の原因になるのはもちろん、精神的にもストレスが溜まってしまいます。
猫が遊び足りないのは、健康を維持できないことにもなりますので、1日5分以上は猫と遊んであげたり、猫が上下運動できるキャットタワーなどを用意してあげるといいですね。
⑨紐やビニールを放置する
ひもやビニールは、ひらひらしていて、猫が大好きなものでもあります。
ときには噛みちぎって飲み込んでしまうことも…
ですが、ひもやビニールを誤飲してしまうとかなり危険です。
なぜなら、消化されないまま胃を通過し、腸閉塞を起こしてしまう恐れがあるから。
ひもは腸をしめつけ、アコーディオン状に縮めてしまうのです。
場合によっては命にもかかわります。
そうなると手術や内視鏡によって取り出す必要があり、負担も大きいです。
ですので、ひもやビニールなどは絶対に放置せず、猫が取り出せない場所にしまっておきましょう。
⑩有害な植物を飾る
家に植物を飾っていると、猫が食べてしまうことがあります。
しかし、中には食べると中毒症状を起こすものもあり、場合によっては命を落としてしまうような危険な植物もあるのです。
特にユリ科・サトイモ科の植物には注意し、飾る前にその植物が猫にとって安全かどうか、しっかり調べておかなければなりませんね。
また、毒性はなくても、サボテンのようにトゲのある植物でケガをしてしまうなど、注意が必要なこともあります。
⑪愛情が足りていない
猫に限った話ではありませんが、そもそも生きようという気力がなければ長生きはできません。
猫に愛情が足りていなければ、精神的にも体力的にも辛くなります。
大好きなあなたに愛されて幸せを感じられることで、生きようと思えるのです。
これからも猫をたくさん愛してあげましょうね。
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