猫がキャットフードに飽きて口をつけなくなってしまった…
あるあるですよね?
とはいえ、猫にはきちんと栄養を摂って健康に過ごしてほしい。
ということで今回は、猫がキャットフードに飽きてしまう理由とその対処法についてご紹介します!
猫がフードに飽きる理由
猫はもともと偏食でグルメですので、人間と同じようにフードをより好みします。
フードに飽きる理由には次のことが考えられます。
①好みの風味や食感ではない
猫は味だけでなく食感やのど越しなどにもそれぞれの好みがあり、特に香りには敏感です。
また、フードには魚類や肉類など色々なフレーバーがあり、多くの猫は離乳期に食べたものを好む傾向にあります。
そういったことから好きな味は香りでないと食べなくなるのですね。
②同じフードばかり与えている
人間が毎日同じ食事を食べていると飽きてくるのと同じで、猫も同じフードばかり食べているとだんだん興味がなくなり残します。
猫はもともと鳥や小動物を狩って食べていました。
その名残で、味へのこだわりが強かったり食べムラがあったりと、同じフードに飽きやすいのです。
③おやつを与えすぎている
おやつは風味があり、嗜好性が高いものです。
たくさん与えてしまうと、フードを美味しく感じなくなったりおやつだけで満腹になったりして、フードを食べなくなってしまいます。
④フードの酸化
フードは酸素と触れると酸化するため、パッケージを開封した瞬間から酸化が始まります。
酸化すると風味や嗜好性が落ち、猫が食べなくなります。
4㎏入りなどの大きな袋に入ったものは食べきるまでに時間がかかり、酸化が進みやすいです。
また、置き餌などでフードを長時間置きっぱなしにすることも良くありません。
⑤フードを頻繁に変える
フードに飽きてきたと感じて、その都度頻繁に変えてしまうと、猫が新しいフードにしか興味を持たなくなり、偏食がひどくなる場合があります。
変えすぎても変えなさすぎてもダメという、ちょっとややこしい問題ですね…。
猫がフードに飽きたときの対処法
①諦めるのを待つ
フードを食べなくなったからといってすぐに別のフードやおやつをあげてしまうと、
「無理して食べなくても美味しいごはんやおやつをもらえる」
と認識してしまいます。
そうならないように、「そのフードしかないよ」と、諦めるまで待ってみましょう。
他のフードやおやつはないんだと気づき、食べてくれることがあります。
②おやつをあげすぎない
猫が求めるままにおやつをあげないことです。
基本的におやつは1日に1度で十分で、量は猫が1日に摂取するカロリーの20%以内に抑えましょう。
③ふりかけやトッピングをする
ササミのほぐし身や魚の削り節など嗜好性の高い食材を、フードにトッピングする方法もありますね。
その場合、塩分が過多になりすぎないよう、注意が必要です。
④ウェットフードと混ぜる
ドライフードより嗜好性が高いウェットフードを混ぜてあげ、少し温めると食べてくれるかもしれません。
水をあまり飲まない猫にとっては水分補給にもちょうど良いですね。
⑤お湯でふやかす
ドライフードをお湯でふやかしてあげると、風味が出て食欲が増すことがあります。
消化にも良くなるので、胃腸が敏感な子や噛む力が弱い老猫にも適していますね。
ただし熱湯をかけてしまうと栄養素が壊れてしまう可能性があるため、ぬるま湯にして10分ほど経ってからあげましょうね。
⑥おもちゃで狩り気分に
転がすとフードが出てくるおもちゃであげると、狩りのような気分で夢中になってくれるかもしれません。
⑦種類の違うフードをローテーション
今あげているフード以外に別のフードを2種類ほどチョイスし、今あげているフードに少しずつ混ぜて慣れさせます。
嘔吐下痢などの症状が出なければ、今あげているフードを食べきったときに、選んだ別のフードをあげます。
こうしてローテーションしていけば、同じフードに戻るまで期間があるので、今まで食べていたフードを再び美味しく食べることができます。
それに普段あげているフードに何か問題があったときも慌てずに対処できます。
まとめ
味に飽きにくくなるということは、猫に食べる喜びを感じさせてあげられる、ということに繋がっていきますね!
猫にも食べる幸せを感じてもらいたいですね。
※動画はこちら👇です。
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