猫がやきもちを妬いてくれたら、とてもかわいいですが、それはもしかしたら寂しいと感じているサインかもしれません。
早く気づいてあげないとストレスを溜めてしまうことにもなります。
今回は、そんな猫のやきもち行動についてご紹介します。
猫のやきもち行動と寂しいサイン
①鳴いてアピール
猫がする嫉妬の感情表現として、「こっちを向いて!」「かまって!」と鳴いてアピールをすることがあります。
もし作業に夢中になっているときに猫が鳴いたら、いったん手を止め、構ってあげましょうね。
特に、いつもは聞いたことがないような低い声ならば、かなり寂しいサインです。
②イタズラする
猫が注意を引こうと、わざと目立つようなイタズラをすることがあります。
イタズラの種類は猫によって異なり、粗相をすることもあれば、モノを落とすというようなこともあります。
我が家の猫の場合は、高いところに上って注意を引きますよ。
なんと、「ただ暇だったから」という理由でイタズラをする場合もあるんです。
そんな時は体力が有り余っている可能性が高いので、おもちゃで遊ぶなどして、軽い運動をしてあげましょう。
③ジャマする
パソコンで作業をしているときや、テレビや新聞・スマホなどをみているとき、猫が間に入って邪魔をしてくるのはあるあるじゃないでしょうか?
これは、人が夢中になっているものに嫉妬している可能性が高いです。
そんなときは、作業を中断して猫を撫でてあげましょうね。
気が済んだら、普段通り気ままに過ごしてくれるでしょう。
④甘噛みする
攻撃心から噛むのではなく、「甘えたい」「かまってほしい」という欲求が行動として現れ、猫が甘噛みをすることがあります。
作業中や団らん中などに近づいてきて、カプッと甘噛みするようなことがあれば、叱るのではなく、かまってあげる時間を作ると良いでしょう。
⑤そばから離れない
家にいる間中、猫がずっとそばから離れない場合は、寂しいと感じている証拠です。
仕事が忙しく留守がちであったり、家にいても一緒に過ごす時間がいつもより少なかったりすると、寂しくなってしまう子もいます。
1日に15分程度は、触れ合う時間をとってあげたいですね。
⑥スキンシップが止まらない
スリスリが止まらなかったり、膝から退かないなど、猫のスキンシップが長く続くときは、嫉妬心を感じているかもしれません。
特に、仕事へ行く前や、出かける用事があるときにスキンシップが始まっていませんか?
猫が寂しがらないよう、スキンシップの時間をたっぷり作ってあげましょう。
⑦遠くからジッと見つめる
猫が遠くから見つめているときは、本当は甘えたいけど遠慮していたり、甘えさせてもらえなくて拗ねていたりします。
猫が視線を送っているときは、何かをしてほしい時なので、早めに気づいてあげたいですね。
⑧嫉妬相手に威嚇
猫がやきもちを妬いている相手に、ケンカをしかけることがあります。
「ここは自分の居場所だ」
「飼い主は自分のものだ」
と威嚇をして、奪い取ろうとする子もいます。
猫のやきもちの注意点
実は、猫は嫉妬しすぎて相手に無関心になることがあるんです。
やきもちを妬く姿がかわいいからといって放っておくと、これまで築いた信頼関係が崩れてしまうこともあります。
「自分には居場所がない」「どうせこの家にいてもかまってもらえない」と、猫が思ってしまい、中には家出をしてしまうことすらあるそうです。
また、嫉妬がストレスになり、病気になったり、問題行動を起こしたりすることも。
多頭飼いの場合は、順番に猫たちの相手をして、あまり嫉妬をさせないようにすることが大事です。
新たに猫を迎えるときは、先住猫を最優先にして、やきもちによるストレスを溜めないように注意しましょうね。
動画で観る
猫の動作は、こちらの動画からご覧ください。
普段から、猫の行動やしぐさをチェックしておきましょう!
コメント