猫は80語ほどの言葉を覚えられると言われています。
ということは…
私たちが何気なく放った一言に、猫が傷ついて凹んでいることもあるわけです。
それは一体どんな言葉なのでしょうか?
そして猫が言われたら嬉しい言葉とは??
猫を傷つけてしまう言葉 7選
①下手くそ!
身体能力の高い猫ですが、そりゃあ、時にはジャンプに失敗します。
キャットタワーから落ちたり、おもちゃを上手く捕まえられなかったり…
失敗した猫が動揺を落ち着かせようと必死で毛づくろいをしているところに、
「下手くそ!」
「どんくさ~笑」
なんて言葉が飛んで来たら…
ショボーンとなるしかないですね。
猫の失敗を笑ってしまうこともありますが、猫は笑われたと気づきますので、
「大丈夫?」
「そんなこともあるよ!」
と、一言だけ慰めの言葉をかけてあげるくらいが良いですね。
②嫌い!悪い子!
「嫌い」や「悪い子」のように、猫に対するネガティブな思いを、ことあるごとにぶつけてしまうと猫は心を閉ざしてしまいます。
私は嫌われているんだ…と落ち込み、慕っていた人に対しても急に気持ちが離れたり、好きな遊びを拒むようになったりするようです。
③あの子の方が…
例えば多頭飼いをしていて、猫同士を比較してしまうことはありませんか?
猫は敏感な生き物なので、ひいきをするとすぐに察知して傷ついてしまいます。
間違っても「あの子の方がいい」とか、「あの子の方が好き」なんてひどいことは言わないようにしましょう。
平等に愛情を注いであげたいですね。
④捨てるよ
「捨てるよ」の一言は、猫にキツい衝撃を与えてしまいます。
たとえ冗談だとしても、猫は本気にとってしまうかもしれません。
捨てられたらこの先どうやって生きていくの?
と、お先真っ暗な想像をしてしまいます。
かわいそうだから絶対に言ってはダメですね。
⑤バカ
バカとかアホとか言うのも止めておきましょう。
いくら愛情をこめて言っても、悪口は悪口なので、敏感な猫は感じ取ってしまいます。
⑥脅し文句
猫はうなるような低い声や、大きな音が苦手です。
そんな声で脅すようなことを言ったり、暴力的な言葉を放ってしまうと、「怖い音がする」「威嚇されている」と思い、警戒します。
その人に対して不信感が募り、懐かなくなることもあります。
⑦容姿を否定する言葉
猫が自分の容姿を気にしているわけではないとは思いますが、容姿を否定したり笑ったりすると、「何となくバカにされている」という空気感が伝わり、しょんぼりしてしまいます。
猫だから分からないだろう、と思わず、誰に対しても容姿を否定するのは止めておきましょう。
猫が言われて嬉しい言葉
①自分の名前
猫は自分の名前をよく覚えています。
呼ばれるとごはんをもらえたり、遊んでもらえたりと、いいことがあるイメージなので、猫にとって嬉しい言葉なのです。
②「ごはん」「おやつ」
同様に、いいことがある「ごはん」や「おやつ」という言葉も大好きです。
覚えて発音までできる子もいるほどですね。
③「かわいい」「いい子」
愛情表現や褒められるときに言われる、「かわいい」や「いい子」も、猫にとって幸せになれる言葉ですね。
猫は言葉を総合的に判断している
猫は言葉そのものというよりも、その言葉が聞こえたときに何があるかを覚えています。
声のトーンやニュアンスなども含めて言葉を判断するため、同じ言葉を言っても違う人が言うと反応が変わることもあります。
「かわいい」や「いい子」が好きなのは、その言葉を言う人が優しく撫でてくれるので、良い感情を持つというわけですね。
名前を呼ばれるのが好きなのも、穏やかな気持ちで言うことが多いからではないでしょうか?
反対に、叱られたときは、怒った表情や雰囲気とセットになっているため、猫の名前を呼びながら叱ってばかりいると、猫は自分の名前を嫌いになってしまうかもしれません。
まとめ・・・動画で観る
というわけで、猫は人間の言葉を猫なりに理解できるようです。
優しい態度で愛情に満ちた言葉をかけてあげたいですね。
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