猫が飼い主を心配しているときにする9つのしぐさや行動

猫の行動

私たちに何かあったら心配してくれる。
そんな猫は優しい動物です。
猫があなたのことを心配してくれる時、どんな行動を見せてくれるのでしょうか?

さっそくチェックしてみましょう!

飼い主を心配している猫のしぐさ

①顔を見る

あなたが元気がないときや落ちこんでいるときに、猫が顔を見ることはありませんか?
これは、「どうしたのかな?」「大丈夫かな?」と心配して、じっと見つめてくれています。

何をするわけでもありませんが、ただ顔を見るのです。

②顔を近づける

ちょっとおせっかいな猫さんの場合は、あなたが元気がないと顔を近づけてくるかもしれません。
近づいてクンクンとニオイを嗅ぐようなしぐさや、顔をのぞきこむしぐさをすることもあります。
もしあなたが泣いていたら、顔を舐めてくれることも。

元気になってほしいという気持ちが伝わりますね。

③そばに寄りそう

さらにおせっかいな猫さんは、そばからずっと離れません。
じっと寄り添い見守ります。
あなたの様子がいつもと違うのが、心配で仕方がないのでしょう。

心配をかけまいと猫のそばを離れても、ずっとついてきてそばにいようとします。
あなたが元気になるまで安心できないようですね。

④そわそわする

あなたのことが心配なあまり、猫がそわそわしだすことがあります。

異変を感じて「どうしよう…」と不安になり、パニック状態から落ち着かず、そわそわしたしぐさをするのです。

⑤仲裁に入る

人がケンカをしているときや、誰かが一方的に責められているときに、猫が「止めて!」と飛びついたりすることがあります。
猫は、自分より弱いものを守ったりかばおうとしたりすることがあるのだとか。

それに、大きな声でケンカをすると、猫はストレスを感じてしまいますので、ケンカを止めてほしくて「うるさい!」と仲裁に入ることもあります。

⑥隠れる

あなたのことを心配しているのに、何もできずに隠れてしまう子もいますよ。
心配していないように見えてちゃんと心配しています。
しかし、性格が臆病なため隠れてしまうのです。
あなたがいつも通りになるまで、存在を消しちゃいます。

ちょっと変わった光景ですが、色んな性格の猫がいるんですね。

⑦毛づくろいや爪とぎをする

猫は、あなたの元気がないことを敏感に感じ取り、同じように不安な気持ちになってしまうことがあります。
そして落ち着こうと、毛づくろいや爪とぎをし、気持ちをごまかそうとするのです。

⑧気づかないふり

あなたがいつもと違うと感じても、気づかないふりをする子もいます。
これも、猫の性格の一つですね。
励ましたりすることもなく、知らんぷりをするのです。

もしかしたら、あなたが落ち込んだふりをした姿をよく見ているのかもしれません。
猫には「またか」とすべてお見通しのようです。

⑨プレゼントを持ってくる

猫が捕ってきた獲物やお気に入りのおもちゃを目の前に持ってくることはありませんか?

それは、あなたのことを「自分で狩りができないダメなやつ」だと思って、心配しているのかもしれません。
「かわいそうだからこれあげる!」と慰めてくれているんでしょうね。

猫はなぜ心配をするのか?

猫は飼い主の落ちこんでいる様子を敏感に気づきますが、
例えば
‘泣いているときに猫が寄り添ってくれた’
といったシーンでは、
実は人が涙を流している行為や表情に猫が反応しているのか、定かではありません。

ではなぜ泣いているときに猫が近くに来てくれるのでしょうか?

それは、何かを見て判断しているというよりも、いつもと違う様子を感じ取って、「異変だ」と思っているようです。
つまり、猫は人の感情の変化を理解でき、飼い主が落ち込むと「なんだかいつもと違う」ということを察して、不安を感じてしまうのかもしれません。

ちなみに猫は、異変を察知する能力は高いですが、人間に同情して慰めようとする気持ちまであるかどうかは、科学的には分かっていません。
とはいえ、猫は優しく、弱いものに献身的になる性質があるそうです。
それは、元気になるまで毛づくろいをしてあげたり、毎日顔を見に行ったりするという行動に見られます。
特に信頼関係が深いほど、そういった行動が見られやすくなるでしょう。

まとめ・・・動画で観る

猫には心配をかけないのが一番ですが、心配をしてくれる猫のしぐさはなんともかわいらしいですね。
あなたの猫はどんなしぐさを見せてくれますか?
そんな猫が心配してくれるしぐさを動画でご覧ください。

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