猫にとって「これは辛すぎる!」と感じるような嫌なこととは、一体どんなことでしょうか?
猫に嫌われないためにも、さっそくチェックしてみましょう!
猫が嫌がること15選
①集中しているときに構う
猫が集中しているときとは、
・ごはんを食べているとき
・排泄しているとき
・窓の外を眺めているとき
・眠っているとき
・おもちゃに飛びかかるとき
などです。
そんなときに触ったり声をかけたりすると、猫が集中しているのを妨げてしまい、ストレスを感じさせてしまいます。
猫が集中しているときは、くれぐれもお邪魔しないように気をつけましょうね。
②構ってほしいのに無視される
構ってほしいときに構ってもらえないのも、猫は嫌がります。
あまりにも無視し続けると攻撃的になったり、粗相や夜鳴きなどの問題行動にもつながりかねません。
猫が「にゃ~」と近づいて来たり、足元にスリスリしてきたり、作業のジャマをしてきたり、じーっとこちらを見つめてくるときは、構ってほしいサインなので相手をしてあげるのがいいですね。
③知らない来客がくる
猫にとって来客は、安心できる自分のテリトリーが侵されることになるため、「人が好きな子」以外はストレスを感じます。
見知らぬ人が苦手な猫は、できるだけ来客者と対面したくないので、隠れて出てこなくなることが多く、トイレや水を飲むことも我慢してしまいます。
来客の頻度が多い場合や長時間滞在する場合は、違う部屋で過ごさせたり、あらかじめケージの中に入れておくなど、猫のストレスにならないような工夫をしてあげましょうね。
④トイレ掃除を怠る
猫はきれい好きなので、トイレが汚いのを嫌がります。
トイレが汚れていたら排泄を我慢してしまい、病気につながることもありますので、猫がトイレをしたらすぐに掃除をしてあげるのが一番良いですね。
外出して帰宅したときや朝起きたときもトイレが汚れていないかチェックしてあげましょう。
毎日掃除をし、トイレの容器も定期的に洗ってあげて、いつでもきれいに保ってあげたいですね。
⑤お風呂に入れられる
例外もありますが、一般的に猫は水にぬれたりお風呂に入ったりすることを嫌がります。
それは、猫の祖先が乾燥した砂漠で暮らしていたことが原因と言われています。
もともと水浴びをする習慣がなく、水に濡れたまま砂漠で寒い夜を迎えると、命を落としかねません。
そのため、本能的に水にぬれることが怖いのですね。
と言っても猫は、グルーミングで体をきれいにするので、本来お風呂に入れる必要はありません。
よっぽどひどい汚れやニオイがついていない限り、無理に入れない方が猫の負担になりませんね。
⑥香水をつける
猫がいる空間で香水やアロマを使用することは、基本的にNGです。
それは猫が本能的に避ける、ということもありますが、香水やアロマに使われる精油には、猫が分解できない有害な成分が含まれることがあります。
そのため、猫が誤って触れないように管理し、
・猫がいる部屋で使用しない
・使用したらよく換気をする
などの対応が必要です。
⑦急に大きな音が鳴る
猫は人よりもずっと聴力がいいので、人が不快に感じる音をより強く不快に感じます。
日常的な生活音には猫もある程度慣れますが、突発的な雷や花火などには、しばらく身動きが取れなくなることがあります。
その他には掃除機やドライヤー、そして玄関のチャイムなども苦手な場合があり、使うときには猫をあらかじめ別の場所に移しておいたり、逃げ場を作っておいてあげるなどすると良いかもしれません。
⑧無理やりスキンシップをされる
構ってほしくないときに抱き上げられたり、お腹や足先・しっぽなどの触られたくない場所を触られたりすると、猫は嫌がります。
また、最初は撫でられて気持ちよさそうにしていても、撫で続けるうちに猫が攻撃してきたら、「もうイヤ!」と言っています。
しっぽや耳をしきりに動かし始めたら、イライラが募ってきているので、すぐに止めましょうね。
⑨寒い
猫の祖先は砂漠地帯で生活をしていたので、多くの猫は寒がりです。
寒さを感じると人間と同じく風邪をひいたり、お腹を下したりと体調不良を起こすことも。
猫が過ごしやすい温度を保てるように工夫をして、「寒さ対策」をしてあげましょう。
ちなみに長毛のモフモフな猫は、比較的寒さにも強いようです。
⑩フードが新鮮でない
キャットフードは空気に触れて時間が経つと酸化します。
そして酸化すると味や香りが変わるので、猫はニオイを嗅いだだけで口をつけなくなるなど、食いつきが悪くなります。
⑪厳しくしつけようとする
猫がイタズラをしたときに怒鳴ったり叩いたりすると、してはいけないことを理解する以前に、「この人は危険!」と猫を怖がらせてしまいます。
猫がイタズラしそうなものはしまっておいたり、その場所に入れないような対策をして阻止しましょう。
⑫車に乗って病院に連れて行かれる
車は子猫の頃から乗せていれば平気になることもありますが、基本的には車のニオイや振動、エンジンの音などが猫は苦手です。
そして、その移動のストレスの後には、怖い病院が待っています。
痛い・うるさい・変なニオイがする・知らない人や動物がいる・・・
など、病院は猫にとって苦痛なことばかりです。
キャリーケースに布をかけて刺激を減らしてあげるなどの工夫が必要ですね。
⑬引っ越し
猫にとって引っ越しは、なわばりから強制的に追い出されるようで、強烈なストレスになります。
引っ越してしばらくは、環境が変わったことに不安を感じていますので、それまで使用していた寝床やトイレなどをそのまま使い、慣れたニオイで安心させてあげましょう。
⑭相性の悪い動物と同居する
窓の外に嫌いな野良猫が見えたり、一匹飼いが長かったところに新しいペットを迎えたり、体力が落ちた高齢猫のいる家に遊び盛りの子猫を迎えたりするのは、大きなストレスになります。
相手を気にせずに食事・排泄・睡眠ができる場所が必要ですね。
⑮体を拘束される
ブラッシング・爪切り・耳掃除・ハミガキ・投薬など、身動きがとれなくなるお世話が苦手な猫は多いです。
お世話の後や最中におやつをあげて、いいことに関連付けて覚えてもらうのも、克服するための一つの方法ですね。
猫にできるだけストレスをかけないようにしよう
猫は繊細で警戒心の強い動物です。
それは身を守るために備わった習性ですが、猫が嫌がることをするとストレスで病気を引き起こしてしまうこともありますので、できるだけストレスをかけないようにしてあげたいですね。
コメント