飼い主が猫にやってしまいがちな虐待にあたる行動10選

猫との暮らし

これって実は虐待!?
もしかしてやってしまっていませんか?
猫にとって虐待に値する行動とはどんなものか、チェックしてみましょう!

気づかずやってしまう…猫の虐待に当たる行動

①おやつを主食にする

猫におやつをあげることは、猫とのコミュニケーションになったり、猫のストレス発散に繋がったり、さらには猫にとって嫌なことを乗り切るためのご褒美になったりと、メリットも多いです。

ですが、あげすぎには注意が必要です。
猫のおやつは、嗜好性を高めるために濃い味付けになっていることが多く、美味しいからとそればかり食べてしまうと、栄養が偏ってしまいます。
そうなると、肥満や病気にも繋がってしまいますよね。

あくまでも猫の主食は、栄養バランスを考えて作られた「総合栄養食」と書かれたフードにしましょう。
おやつは、1日の摂取カロリーのうち、10~20%に抑えるのが良いそうです。

②人間の食べ物を与える

人が食べる加工食品は、人間用に濃い味付けをしているので、猫にあげるのは避けましょう。

例えば猫に与えがちな煮干しなどは、あげるのであればペット用の減塩のものを、おやつ代わりに少しだけにしておくのが良いでしょう。
なぜなら、煮干しにはミネラルが多量に含まれており、腎臓病や結石の原因になるためです。

また、食べ物によってはアレルギーや中毒症状を起こすものもありますので、猫には猫用のフードをあげるのが、安全で長生きにも繋がりますね。

③長時間服を着せる

術後服や防寒のためなどの例外はありますが、基本的には猫に長時間服を着せることはおすすめできません。

それには、次の3つの理由があります。
1つ目は、猫の習性として欠かせない、毛づくろいができなくなり、ストレスが溜まってしまうこと。
2つ目は、服の布や飾りを誤飲してしまう可能性があること。
3つ目は、猫が狭いところに入ったり、高いところからジャンプしたりしたときに、服が引っかかって事故になる可能性があることです。

そのため、もし服を着せるのであれば、猫を危険な目に遭わせないよう、そばで見てあげなければなりませんね。
また、猫が嫌がるようなそぶりを見せたら、すぐに止めてあげましょう。

④芳香剤や香水を使用する

芳香剤や香水は、猫にとって危険と言われます。
なぜなら、人間より嗅覚が敏感な猫は、芳香剤の強いにおいがストレスになる場合があるからです。
人間でも、強い香りの香水をつけている人がそばにいたら、気持ち悪くなってしまうことがありますよね。
つまり猫も、強い香りをかぎ続けなければならないのは辛いということになります。

また、芳香剤の成分も懸念されます。
香り高いアロマの植物成分は、猫にとって有害なものが含まれる可能性があるからです。
中毒症状を起こしたり、腎臓へ負担がかかったりすることも考えられますので、そのような危険性があるものは排除しておきたいですね。

⑤しつけのために体罰をする

猫がイタズラをしたからといって、猫を叩いたり怒鳴ったりしてしまうのは絶対NGです。
これは、猫に恐怖感を与えてしまうだけで、しつけとしての効果もありません。
むしろ逆に攻撃的になったり、警戒心を強め近寄ってこなくなったりすることすらあります。

猫と幸せに暮らすためにも、体罰は厳禁ですね。

⑥お世話しない

猫に必要なお世話をしないことを、「ネグレクト」と言います。
例えば、毎日のごはんをあげるのを怠ったり、お水を替えなかったり、トイレの掃除をしなかったりといったことです。
ありえないことだと思いますが、近年増えているそうです。

かわいいからと安易に迎えてしまい、お世話できなくなってしまうケースもあると言われます。
このようなことにならないよう、迎える前に慎重に検討することも大事ですね。

⑦シャンプーしすぎる

猫って自分で毛づくろいをしていますよね。
そうやって全身をきれいにしているので、基本的にはシャンプーは必要なく、長毛の猫でも多くて月に1回程度で良いそうです。
猫にシャンプーをし過ぎると、皮膚炎を患うこともあります。
さらに、洗うことにより猫自身のニオイをとってしまい、猫のストレスに繋がることもあるのです。

また、水にぬれることを嫌がる猫の場合、無理やりシャンプーをすることもストレスになりますので、必要以上にシャンプーをすることは避けましょうね。

⑧病気を放置する

病院が嫌いな猫は多く、そんな猫にストレスをかけたくないからと、病院に連れて行かないケースも多いようです。
それだと、病気に気づいたときにはかなり重篤になっていることもあり、さらに治療費もかなりの負担になってしまう…ということになりかねません。

病気になったらどうするのかを常に考えて置き、そうならないように定期健診などで早期発見に努めたいものですね。

⑨かまい過ぎる

猫にもよりますが、基本的には猫は気ままな性質で、自由に行動したい本能が強いので、しつこくかまうとストレスになります。

例えば、
・猫が嫌がっているのにスキンシップをする
・お腹や手足・しっぽなどの触られたくない部分を触る
・寝ている猫を起こす
・隠れている猫を無理に引っ張り出す
このようなことをするのは、猫にとったらかなり不快なことですので止めてあげましょう。

大きな声で猫に話しかけるのも、音に敏感な猫のストレスになりますので控えましょうね。

⑩猫の前でケンカをする

猫に対してではなくても、猫のいる部屋で突然大声を出すと、猫は驚いてしまいます。
また、大声を出さなくても、繊細な猫は家族の不穏な雰囲気を感じ取り、ストレスが溜まってしまいます。

ケンカの多い家では、猫は快適に過ごせないでしょう。

まとめ・・・動画で観る

気づかないうちに猫を虐待してしまっていたらとてもショックですが、大切な家族である猫の命を守るため、猫という動物をよく知って、猫との幸せな暮らしが長く続くよう努めたいものですね。

※こちら👇から動画でご覧いただけます

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