猫が親子だと思っている人にだけ見せる行動

猫の行動

猫がこれをしてきたら親子だと思われてる!?
はたして親だと思われてるのか、子だと思われてるのか…

さっそくチェックしてみましょう!

猫が親子だと思っている人にだけ見せる行動8選

①飼い主の後ろに隠れる

飼い主の後ろに隠れたがる猫は、もしかしたら子猫気分かもしれません。

あなたのことを母猫のように見ているため、来客のときや大きな音がしたときなど、あなたの後ろに隠れて守ってもらおうとします。
いつもそばから離れずに、寝るときも一緒でないとダメな子もいるようです。

子猫は、母猫に寄り添ったり、一緒に寝ることによって危険から身を守ったり、暖をとったりします。
母猫に保護してもらい、一緒にいることで安心感を得ることができるのですね。

②近くでフミフミする

フミフミとは、猫が前脚を使って、飼い主の体や柔らかい布団などを揉むようなしぐさをすることです。
これは、母猫の母乳を飲むときにするしぐさで、成猫になってもその名残が残っている子は多いです。

このフミフミには、猫が自分を落ち着かせるリラックス効果があるとも言われます。
つまり、もし猫があなたに対してフミフミするのであれば、母猫と一緒にいるような安心感を持っていると考えて良いでしょう。
また、フミフミは甘えているときにも見られる行動ですから、猫がフミフミしてきたら、優しく撫でてあげると良さそうです。

③舐めてアピールをする

母猫が子猫を舐めることによって、親子の絆が強まると言います。
猫が生まれたばかりの子をペロペロと舐めるのは、母から子へ愛情を注ぎ、スキンシップを図る行為でもあるのです。

そのため、猫が顔のそばで寝たり、頭をごつんとぶつけてきたり、スリスリしてきたり、グルーミングをしてきたりするのは、あなたに母猫のように舐めてほしい、ということでもあります。
もちろん、本当に舐めてあげなくても、撫でてあげるだけで母猫にグルーミングをされているような気分になっていますよ。

④お風呂から出るまで待つ

猫が心配そうにお風呂の中までついてくることはありませんか?

これは、あなたを子猫のように思っているかもしれません。
事故に遭わないか、危ないことはしないかと、何かあったら助けようと思っています。
「あんな水がたくさんあるところに行くなんて危なすぎる!」
と、ハラハラしながら見守っているのかも。

そんな猫の気持ちを考えて、お風呂を避けるわけにもいきません。
せいぜいお母さんに心配かけないよう、慎重な行動をして安心してもらいましょう。

⑤高い声で鳴いてアピール

猫は、大人の猫同士だと鳴いてアピールをすることはありませんが、子猫が親猫に何かを要求するときだけ、鳴き声で積極的にコミュニケーションをとろうとします。
そして、この子猫のような行動は、人間を親として認識している成猫にも見られます。

子猫が何かを要求するときは、より高い音域の声で鳴きます。
ときには人間の耳ではとらえられないくらいの高音域の場合もあるそうです。
特に甘えているときに見られ、無音で猫の口だけが動いているように見えることもありますよ。

⑥後追いする

子猫は、産まれてから4~6ヶ月頃までは、母猫と一緒に過ごし、母猫の後ろをずっとついて回ります。
しかし、半年を過ぎる頃になると、母猫は子供に対して冷たくあしらったり、威嚇したりするなどして、親離れをさせようとします。
子猫時代にこうした経験をした猫は大丈夫ですが、親離れの経験をさせてもらえないまま、母猫から引き離されてしまった猫の場合、引き取られた家の飼い主のことを母親のように感じて、後ろをずっとついてくることがあるのです。

それだけ信頼されている証拠でもありますので、嬉しいことですよね。
しかしあなたがいないと不安で留守番もできないほどになると、分離不安の可能性もあります。
ほどほどの関係を保てるよう、気をつけたいですね。

⑦獲物を持ってきてくれる

猫があなたの元へ獲物を持ってくるのは、褒めてほしいからだったり、狩りができないあなたの代わりに捕ってきてくれたからだったりと、さまざまな説があります。
その中の一つに、獲物の捕り方を教えてくれている、という説もあります。
どうやら、「あなたがとどめをさしなさい」ということのようなのです。

獲物の捕り方を教えるのは、母猫の役目です。
「1日も早くマスターさせて自立させなきゃ!」とビシバシ鍛えてくれているのでしょう。
お母さんのおかげで立派なハンターになれそうですね!笑

⑧しっぽをプルプルする

猫は信頼や好意を伝えるとき、しっぽをピンと立ててすり寄ってきます。
これは、子猫が母猫に対してする行動でもあり、強い信頼と好意を表すものです。

子猫は、母猫に依存して生きているため、母猫に全幅の信頼を寄せています。
しっぽを立ててすり寄ることで、この気持ちを表現するわけです。
さらに、立てたしっぽをプルプルと震わせるのは、とても強い好意と嬉しさで少し興奮気味になっていますよ。

ということは、猫があなたにしっぽを立ててすり寄り、さらにしっぽがプルプルと震えているなら、あなたを信頼しており、あなたのことが好きで好きでたまらない!という猫からの最大の愛情表現になるんです。
たまらない瞬間ですよね。

また、遊んでほしいときやかまってほしいときにも、このしぐさをするときがあります。
いずれにしても、このしぐさを見たら、たくさんかまってあげましょう。

あなたと猫の関係は?・・・動画で観る

避妊去勢をした猫や、子猫の頃早くに母猫と引き離された猫は、いつまでも子猫気分が抜けないと言われます。
しかし逆に、飼い主を心配したり、お世話をしたりしようとしたり、母猫のような行動をとることも。
あなたと猫はどんな関係でどんなしぐさが見られますか?

そんな猫たちの行動を、動画👇でご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました