猫がこれをしたら、愛情たっぷりに育てられた証拠です!
一体どんな行動でしょうか?
さっそくチェックしてみましょう!
愛情たっぷりに育った猫が見せるしぐさ
①仰向けになってお腹を見せる
猫がゴロンとお腹を見せながら、こちらを見つめてクネクネするときはありませんか?
そんな無防備な姿を見せてくれるのは、たくさん愛されている証拠です。
猫は本来、急所であるお腹を人前で見せないようにするものですが、信頼している相手に対しては別です。
子猫は母猫に甘えたいとき、お腹を見せて足をバタバタさせ、お母さんの注意を引こうとします。
猫があなたにお腹を見せてくるのであれば、子猫のような気持になってあなたに甘えようとしていますよ。
②頭をコツンとぶつける
猫が近寄って来て、体当たりするように頭をぶつけた後、さらにグイグイと押しつけるように顔や額を擦りつけてくるときは、「この人を独占して甘えたい」という気持ちになっています。
これは、猫の頭にニオイを発するところがあり、そこを擦りつけることでマーキングし、「自分のもの!」と主張しているのです。
③しっぽをピンと立てて寄ってくる
猫がしっぽをピンと立てるのは、嬉しいときやワクワクしているときです。
しっぽを立てたままあなたに近寄ってくれば、「遊んでほしい!」「甘えたい!」という気持ちですよ。
これは、子猫が母猫に近づくとき、「ここにいるよ!」「甘えさせて」とアピールしていたことに由来しています。
成長しても子猫気分でしっぽを立てて近づいてくるんですね。
④後をついてくる
トイレやお風呂に入ると、いつの間にかドアの前で待っていたり、別の部屋に移動するたびについて来たり…。
まるでストーカーのような猫はいませんか?
これは、大好きな飼い主が自分の目に入る場所にいてほしいと思っています。
また、子猫のときから飼われている猫は、親離れしていないため精神的に大人になりきれず、いつまでも子猫気分で親代わりの飼い主を追うこともあります。
⑤体の側面を擦りつける
猫が足下にすり寄り、身体の側面をスリスリこすりつける行動は、よく見られるのではないでしょうか。
これは、相手の体に自分のニオイをつけたり、その人と自分のニオイを混ぜて仲間のニオイを作り出したりしています。
大好きな相手に甘えている行動と言えますね。
⑥じっと見つめて瞬きする
猫と目が合ったら、瞬きのように目を細めてくることがあります。
実はこれも、愛されている猫がするしぐさです。
猫にとって目を細めたり瞬きをしたりすることは、相手に「敵意がないよ」「大好きだよ」と伝えているのです。
そんなときは猫に瞬きを返してあげると、とても喜んでくれますよ。
また、黒目を大きくして見つめてくるときは、猫があなたのことを注目しているサインです。
⑦布団に潜りこみ一緒に寝る
猫が一緒の布団やあなたの近くで寝ていれば、信頼されている証です。
どんな動物でも、寝るときはとても無防備になるため、危険が迫る確率が高まります。
つまり、布団に潜りこんで一緒に寝るということは、あなたのことを心の底から信頼し、愛情があふれているサインです。
⑧のどをゴロゴロ鳴らす
猫のゴロゴロ音は、猫が嬉しいときや楽しいとき、心身ともにリラックスしているときに聞かれます。
もともとは授乳期の母猫と子猫のコミュニケーションでもあり、その名残で、家族や仲間への親愛の情を示すときにも使われるようになりました。
撫でられてのどを鳴らしている場合は、スキンシップが嬉しく心からリラックスしているサインですよ。
⑨真剣に舐める
猫が手や顔をペロペロと舐めてくることはありませんか?
実はこれ、愛情表現です。
母猫が子猫の体を舐めてあげるのと同じように、「大好きだよ」「大切な仲間だよ」と伝えているのです。
特に、顔を舐めてくる場合は、最大限の愛情表現と言えるでしょう。
猫の舌はザラザラしてちょっと痛いですが、気持ちを受け止めてあげましょうね。
⑩甘噛みする
猫と一緒に遊んでいると、突然甘噛みすることがあります。
楽しさや嬉しさから出た行為で、痛みを感じるほどではありません。
このようなスキンシップとしての甘噛みは、親子やきょうだい間でよく見られますが、飼い主への愛情表現としてすることもあります。
例えば、気持ちいいところを撫でられたお返しだったり、お腹がすいたときや遊んでほしいときに軽く噛んで甘えて見せたりします。
ただし、撫で方や触られている場所に不満があって噛んでいる場合もありますので気をつけましょうね。
人を噛んでも良いと誤解させないためにも、止めてもらうのが得策ですね。
⑪前足でふみふみする
授乳期の子猫は、母乳を飲むときに前足でお乳を刺激し、乳の出をよくします。
その名残で、柔らかい毛布や人のお腹などを、前足で踏むように刺激することがあります。
この行動も、とても慕って信頼している人にしか見せることはありません。
⑫人には聞こえない高音で鳴く
人間には聞き取れない高い周波数の声で猫が鳴くことがあります。
これは「サイレントニャー」とも言われ、母猫に対する愛情表現や、甘えたい気持ちを表す意味があるのだとか。
猫が声を出さずに鳴いていたら、母猫のように信頼されていると思って良いようですよ。
⑬優しい表情になる
もともと野良猫だった子を迎え入れると、顔つきに変化が見られることがあります。
「生きるか死ぬか」というくらいに辛い環境で育った猫は、顔つきが強ばっており、緊張感があります。
しかし、暖かいおうちに迎え入れてもらい、人間の愛情を知った猫は、その顔つきが穏やかになるのです。
それは、野生の緊張感から解き放たれ、安心できる家を手に入れた結果が、顔つきに現れたのでしょうね。
まとめ(動画で観る)
猫の性格は、生まれ持ったものだけでなく、どのように育ったかが大きく影響します。
愛情いっぱいに育った猫は、愛情を向けてくれた人に対して大きな信頼を寄せていることが分かりますね。
そんな猫のしぐさを、動画でご覧ください。
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