【猫の老化サイン11選】シニア期に入った猫が見せる行動

猫との暮らし

猫は7歳からシニア期に入りますが、老化が始まる時期は個体差があり、10歳を過ぎても若々しい猫もいます。
そんな猫の老化のサインとは一体どんなものか、さっそくチェックしてみましょう!

猫の老化のサイン

①毛がぼそぼそになる

猫の毛並みにツヤがなくなってきたら、老化が始まっているサインです。

老化が進行すると、毛がパサついてくるうえ、毛づくろいもあまりしなくなるため、昔はブラッシングをしなくて良かった子でも、気がついたら毛玉ができていることもあります。
そのため、こまめにブラッシングをして、体に変化がないかチェックしてあげましょうね。

また、体の水分量が減り、脱水や腎障害などで毛がぼそぼそになることもあるようです。

②水をよく飲むようになる

猫が加齢に伴ってだんだんと腎臓の機能が低下すると、濃い尿が作れず薄い尿を大量に出すようになります。
すると、水分が不足するため、水をたくさん飲むようになってしまいます。

水を飲む姿が以前より頻繁に見られるようになったら、まだ初期症状です。
その時点で病院を受診すると進行を遅らせることができるのだとか。

③おもちゃで遊ばなくなる

老化によって好奇心が減少し、目の前におもちゃがあっても刺激されず、反応しなくなるということがあります。
また、もしかしたら遊びたい気持ちはあっても、体力と集中力がなくなり、体が追い付いてくれないのかもしれません。

とても切ないですが、猫のペースで遊んであげるようにしましょうね。

④食欲がなくなる

年齢を重ね運動量が減るにつれ、カロリーの消費もへるのでお腹が空きにくくなります。
基礎代謝も変化してくるため、キャットフードもシニアフードに移行していく時期ですね。

また、加齢に伴い歯石が歯垢になると、歯周病になり痛みを感じますので、そのせいで食欲がなくなっていることも考えられます。
フードを美味しく食べて、健康を維持するためにも、定期的にお口のケアをしてあげることも大事ですね。

⑤大きい声で鳴く

高齢の猫が大きな声で鳴くようになるのは、甲状腺の病気や高血圧、そして認知症の可能性が考えられるそうです。
また、老化による不安から大きな声で鳴いて、家族の気を引いていることも考えられます。

動物病院で健康診断を受け、原因をつきとめ治療するのがベストですね。

⑥寝ている時間が増える

成猫の1日の平均睡眠時間は14時間ほどですが、老猫になると1日20時間以上寝ることもあるそうです。

高齢になると、周囲のことにもあまり気にも留めず、好奇心もなくなりがちです。
そして体力も落ちますので、エネルギーを消費しないよう、寝て体力を温存しているのですね。

寝ていなくてもウトウトしていたり、動かないでジッとしていたりする時間が多ければ、老化のサインでしょう。

⑦高いところに上らなくなる

人間でも年を取ってくると、だんだんと節々が痛くなってきます。
体の骨や関節は、ずっと使い続けていると骨や軟骨がすり減り、痛みを覚えることがあります。
これは猫も同様で、12歳以上の猫の90%以上が、関節炎を患っているそうです。
そのため、高いところに上るのをためらうようになったり、ジャンプをしなくなったりするのですね。

ちなみに関節炎は、日頃から適度に運動をさせることで、発症を予防することもできるようです。

⑧太ももが細くなる

猫が高いところに上らなくなり、運動量が減少すると、筋肉量も減ってしまいます。
そうなると、太ももが細くなるのも自然の流れです。

しかし、極端に痩せてきた場合は、病気などの問題が隠れている可能性もありますので、定期的に体重もチェックしてみましょうね。

⑨粗相をするようになる

これまでトイレで排泄できていたのに、トイレ以外で粗相をしたり、排泄の失敗が増えたら、老化が原因かもしれません。

おしっこの回数が頻繁になったり粗相したりするのは、老化による膀胱や腎臓の異常も考えられます。

こちら👇のCatlog Boardなら、猫のトイレの下に置くだけで、トイレの回数や量を記録できますよ。

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⑩耳が遠くなる

部屋に入ると、猫が攻撃的になったり、おびえたり、突然大きな声を上げる。
名前を呼んでも反応しない。
など、様子がおかしい、今までと違う…。

これは聴力が低下していて、部屋に入ってくるのに気がつかなかったり、呼ばれても気がつかなかったことが考えられます。

猫が好きなビニールのカサカサ音や、アルミホイルを丸める音、鈴の音などを鳴らしてみても猫が反応しなくなったら、病院に相談した方が良いかもしれません。

⑪爪をとぐことが減る

猫の朝の爪とぎは、「さて、今日も元気に過ごそう!」という健康的なサインですし、伸び続ける爪を整える意味もあったり、なわばりを主張する意味もあったりします。

しかし、年を取ると好奇心や運動量が減り、爪をとぐ動作さえも面倒になってしまうのです。
そのため、爪をとぐ回数が減っていくのですね。

【老化サインに素早く気づくために】

こちら👇のCatlogは、猫の走る・歩く・毛づくろい・食事・睡眠などの重要な行動を、いつ・どのくらいの時間していたのか、記録してくれます。
老化のサインに早く気づいてあげるためには、かなり役立つアイテムですね!

Bitly

老化に備えた準備をしておこう!

老化が始まると、動物病院に行くことも増えていきますが、警戒心の強い子は嫌がってキャリーに入ってくれない、なんてこともありますよね。

健康で元気なときはなかなか気づきませんが、シニア期に入ると投薬などが必要になることもありますので、事前にキャリーや投薬のトレーニングをしておくと、猫の不安やストレスの軽減につながって良いそうです。

※こちら👇から動画で観られます

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